前職の仕事自体は好きだった
前職の仕事は、正直好きな仕事でした。
あまりの忙しさにトイレに行けないこともあったし、電話口でクレームを貰うことも理不尽に怒られることもあったし、責任も重かった。
覚えることが多すぎて、目の前が真っ白になって冷や汗が吹き出してきたこともあった。
取引先のおじさんに、女だからと舐められることも。
汗を垂らしながらオフィスを駆けずり回る日もありました。
それでも、やりがいもあって楽しい仕事でした。
朝起きて、仕事自体が嫌だなぁと思うことはあまりありませんでした。
逆に学生時代の真冬のコンビニバイトの方が辛かったです。
誰もレジの処理について教えてくれないし、お客さんは増えていくし、1人でお店を回さなくてはいけないし、缶コーヒーの大量購入で手は低温火傷するし…。
前職は、人間関係も悪くなかった。
コミュ障で根暗で下戸でどうしようもない陰キャラな私を、先輩たちはご飯に誘ってくれていた。
意地悪をしてくるような人は、1人もいなかった。
辞めた理由は、誰にもどうしようもないことでした。
人に言っても面接で言っても信じてもらえないような出来事でした。
私自身も、去年の出来事は全部夢だったのかなと思う日もあります。